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詳細
Androidデバイス向けのより良いベンチマーク
Android版PCMarkは、スマートフォンやタブレットのベンチマークに新たなアプローチをもたらします。デバイスのパフォーマンスとバッテリ寿命を、単体のコンポーネントではなく、完全な一つのユニットとして測定します。また、テストは抽象的なアルゴリズムではなく、一般的で日常的なタスクに基づいています。
お使いのAndroidデバイスと最新モデルのパフォーマンスを比較してみましょう。より良いベンチマークはここから始まります。
- Workベンチマークでデバイス全体のパフォーマンスを測定。
- テストは抽象的なアルゴリズムではなく日々のアクティビティに準拠。
- テストは可能な限り実際のアプリとネイティブAPIを使用。
- 進行バーではなく、すべてのテストを実際に見ることが可能。
- 専用のストレージベンチマークによるストレージパフォーマンスのテストが可能。
Work 3.0
日々のアクティビティに基づくテストでパフォーマンスとバッテリ寿命をベンチマーク
ウェブ ブラウジング 3.0
このテストでは、ネイティブのAndroid WebViewを使用したウェブページのレンダリング、コンテンツの検索、アイテムの追加を行う際のデバイスのパフォーマンスを測定します。
動画編集 3.0
動画編集 3.0は、動画の再生、編集、保存のパフォーマンスに負荷を与えます。このテストにはOpenGL ES 2.0、ネイティブのAndroid MediaCodec API、Exoplayerが使用されます。
ライティング 3.0
ライティング 3.0テストは、ネイティブのAndroid EditTextビューおよびPdfDocument APIを使用して資料を開く、編集する、保存する際の時間を計測します。
写真編集 3.0
写真編集 3.0は一連の画像を開く、編集する、保存する際の時間を計測します。写真編集 2.0にはAndroid renderscript APIの最新版が使用されます。
データ操作 3.0
このテストは、さまざまなファイル形式からのデータ解析の時間を計測します。そして、動的なグラフとインタラクションを行う際のフレームレートを計測します。
Work 3.0のスコアは、古いWork 2.0やWork 1.0テストの結果との互換性がありませんのでご注意ください。
Work 3.0から64-bitアーキテクチャに対応できるようになりました。64-bitのプロセッサーは、高速で豊かなユーザー体験やその他のパフォーマンス向上を提供します。その結果、Work 3.0ベンチマークスコアは、32-bitテストのWork 2.0やWork 1.0ベンチマークの結果との互換性がありません。
ストレージ 2.0
スマートフォンやタブレットのストレージパフォーマンスをテストします
ストレージ パフォーマンス
スマートフォンのパフォーマンスを測る指標の中で、最も見落とされているのがストレージの速度です。プロセッサーがどうであれ、ストレージが遅すぎると、ラグが増え、動作がカクカクします。Android版PCMark ストレージ ベンチマークは、三つの主要エリアでストレージ パフォーマンスを計測します。
内蔵ストレージ
内蔵ストレージは、設定、ユーザーデータ、その他の重要なアプリファイルなど、アプリがプライベートデータを保存する場所です。Androidのデフォルトキャッシュ ディレクトリも内蔵ストレージ内にあります。デバイスの内蔵ストレージ パフォーマンスが、アプリの起動時間やスムーズな動作の決め手となります。
外部ストレージ
外部ストレージは、資料、画像、動画、その他の重要でないアプリファイルなど、パブリックデータが保存されます。デバイスによって、取り外し可能なストレージもあれば、内蔵型の場合もあります。外部ストレージ パフォーマンスは、メディアファイルの読み込み時や表示時に最も影響を与えます。
データベース
データベーステストでは、Androidのデフォルトのリレーショナルデータベース管理システムであるSQLiteを使用して、データベースレコードの読み込み、更新、挿入、削除を行う際のパフォーマンスを測定します。Androidのデフォルトの挙動に従い、このテストデータベースはデバイスの内部ストレージに保存されます。
ハードウェア モニタリング
デバイス内部で起こっていることを確認する
ハードウェア モニタリング グラフは、ベンチマーク実施中のCPUmのクロック速度、温度、バッテリが変化する度合いを示します。
これらのグラフを活用し、CPUのスケーリングと熱管理がデバイスのパフォーマンスとバッテリ寿命にどのような影響を与えるかを確認することができます。
バッテリ寿命テスト
日常的な使用におけるバッテリ寿命の測定
パフォーマンスとバッテリ寿命を一緒に測定することで、パフォーマンスだけのベンチマークに比べ、総合的にデバイスを評価することができます。
このテストでは、バッテリ寿命の結果、Workパフォーマンスの総合スコア、およびベンチマークの個々の評価を示すチャートが作成されます。
デバイスの比較
パフォーマンス別の最も人気が高いデバイスランキング
ベストデバイスリストでは、最新スマートフォンおよびタブレットのパフォーマンス、人気度、バッテリ寿命を比較することができます。
任意のデバイスをタップすることで自分のデバイスと横並びで比較したり、モデル、ブランド、CPU、GPU、SoCやAndroid OSバージョンを検索してみましょう。
法人、政府機関、商用ユーザー向け
Android版PCMark Professional Edition
Android版PCMark Professional Editionでは、adb(Android デバッグブリッジ)を使い、ベンチマークを自動化することができます。シングルシートライセンスでは、Android版PCMarkを一度に一台のデバイスにインストールすることができます。同時に一台以上のデバイスでテストを行う場合はSiteライセンスが必要になります。
お問い合わせ 出版関係者向けライセンス最小システム要件
OS: | Android 5.0 |
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プロセッサー | デュアルコア プロセッサー |
メモリ | 1 GB |
グラフィックス | OpenGL ES 2.0対応 |
ディスプレイ | 480 x 800 最小解像度 |
ストレージ | 23 MBアプリ、325 MBアプリ + テスト |
スコアとベスト デバイスリストの閲覧用にアプリを残したまま、テストをアンインストールすることで、ストレージ容量を確保することができます。
非対応のテスト
Work 3.0とストレージ 2.0のスコアは、過去のバージョンの結果と互換していません。
Work 2.0、Work 1.0、ストレージ 1.0、コンピュータービジョン ベンチマークへの対応は、2021年5月のAndroid版PCMark v3.0.4054で終了しています。
これらのテストは一般公開されているアプリでの対応は終了しましたが、新しいデバイスのスコアと古いデバイスの結果を比較する必要がある場合は、以下のAPKをダウンロードすることができます。